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算数教育

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小数かける自然数

五年生の、小数かける自然数の授業をお手伝いしてきました。
教科書は学校図書ですが、導入問題として、次の問題が挙げられています。

1mの重さが2.3gのはり金があります。このはり金4mの重さは何gでしょうか。

この問題を解きながら計算方法を学習した後、筆算(縦計算)を用いて解く練習問題に入りますが、不思議な現象が起きました。
3.2×3や1.8×2などは、正しく解けるのに、0.6×7や0.3×8を次のように間違える児童がいました。

 0.6     0.3
× 7     ×
―――   ―――
28.2    16.4

0.6×7を求めるのに、6×7=42と4×7=28を、
0.3×8を求めるのに、3×8=24と2×8=16を計算しました。
導入の問いから、かけ算を2回用いて答えを求めると、解釈したようです。
習熟度別で、時間をかけて丁寧に学習するクラスでしたが、20人足らずの児童のうち3人がこのように間違えていました。

私は、教科書の導入問題に問題点があると思います。
小数掛ける自然数を導入する場合には、2桁×1桁になる計算ではなく、1桁同士の計算で、かけ算法にあまり気をとられない問いを用いるべきです。

0.1を単位にする計算、数直線を用いる説明、いずれも1桁同士の計算のほうが説明が容易で理解しやすいものです。また、これまでに何度も用いてきたものです。

0.6×7と6×7の関係があやふやでは、小数を用いた計算は正しくは理解できません。
                           植村

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