算数教育

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論理的思考力とは

論理的思考力とはどのようなものなのでしょうか。
とらえ方は人によって異なるかも知れませんが、ある程度の共通理解はあると思います。

算数・数学科において身につけるべき論理的思考力とは何でしょうか。算数・数学の問題を解く力だけではないはずです。社会での活動における様々な場面での論理的思考の基礎を作ることと思います。

一例を挙げて考えましょう。

一酸化炭素は空気中にごくわずか存在しても人命に関わる猛毒です。始末が悪いことにこれは、無色・無臭です。

無色は仕方ないとしても、なぜ無臭なのでしょうか。

進化論によれば環境に適した個体が多くの子孫を残しますから、一酸化炭素を(臭いで)感知する能力のある個体は多くの子孫を残し、人類は一酸化炭素を臭いで感じるように進化するはずです。

なぜ一酸化炭素は無臭なのでしょうか。考えてみたいと思います。

人類が、猛毒である一酸化炭素の感知能力を持たない理由として説得力のある仮説を立てるためには論理的思考が必要です。

一酸化炭素に関する基本的知識としては、一酸化炭素中毒が不完全燃焼で起きることです。

この事実に着目し、一酸化炭素が人類に脅威をもたらすようになったのは、火を用いるようになってからのことであり、それは進化論的には最近のことである。

すなわち人類が一酸化炭素感知能力を獲得するに必要な進化論的時間が経過していない、という仮説を導く能力、この論理的思考過程は算数・数学科の学習を通して得られるものと考えます。
単に問題を早く解く術を獲得するのが算数・数学ではないことを児童生徒に理解させる教育が必要と思います。

一酸化炭素は大気中では、酸素と結合して短時間で二酸化炭素になること、比重が空気より小さいので、大気中で拡散してしまう。留まるためには、家屋や洞窟などの閉鎖空間でなくてはならないなどの仮説を裏付ける事実は理科の学習によると思います。

                                            植村

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