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算数教育

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児童の集中力

2年生の図形の授業をお手伝いしたときのことです。

長さ10cm位の細長い色の付いた棒を何本か使って色々な図形を作ろうという授業です。
先生が、これらの棒を使って3角形や4角形が作れることを説明したのち、今日は、それ以外の図形を作りましょうと指示しました。

児童の誰かが、マルも作れるといい、さあどうかなということになりました。
色々独創的で楽しい図形を皆が作り終えた頃、先生は棒を12本使った正12角形に近い図形を黒板に貼り付けました。

「これは、マルですか」、先生の問いかけに、マルである、マルでない、児童の反応は二つに分かれました。「では、植村先生に聞いてみましょう」、突然の指名でしたので私は慌てました。

壁に掛かっている丸い時計を外してそれを黒板の上に載せ、縁をなぞって黒板に円を描きました。
そして、12角形と同じかどうか聞きました。同じ、違う、似ている...
次に正三角形(に近い三角形)を書き加えて、マルと似ているかどうか聞きました。似ていないと皆、答えてくれます。12角形とマルを指したときは「似ている」、3角形とマルを指したときは「似ていない」ということを繰り返した後、(12角形とマルは)目を細めてみるともっと似て見えるよ、とか、遠くのほうから見るともっと似て見えるよと話しましたら先生が、「では、みんなで、教室の後ろから見ましょう」とおっしゃいました。
後ろに下がって見比べましたが、余り違わないね、という結論になりました。廊下を使うくらい離れていないと無理のようでした。結論が出たところでまた、席に戻りました。
違うといった一人の児童にどう違うかを聞きましたら、12角形の方は「とがっている」と答えてくれましたので、その表現を借用してまとめにしました。

さて、25,6人の2年生が席を離れて教室の後ろに行き、また自分の席に全員が戻るまでにどれくらい時間がかかったでしょうか。

この様なときは、時の流れているのを忘れがちかもしれませんが、1.5分もかかっていないように感じました。
先生の言葉を聞いた児童達は駆けて教室の後ろに行きました。そして直ぐさま、似ている、余り変わらないと口々に言います。30秒もかけずに結論を出し、また急いで席に戻っています。

私は5分くらい費やしてしまうかなと思ったのですが、あっという間に終了しました。
普段の先生のご指導の賜物ですが、集中している子供達は本当に素早く行動し、無駄無く時間を活用できると思いました。
                                    植村
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