算数教育

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概念理解の定着

円周と直径と円周率の学習のことです.私がお手伝いした日には,茶筒に糸を巻いて円周を測り,物差しで直径を測るなどという作業をする学習は前回までに終了していました.直径や円周の長さが与えられて,円周や直径の長さを求める学習です.

先生は黒板に”円周=直径×円周率”と板書した後,児童にプリントの問題を解かせます.
ごく普通の指導法です.

しかし当時の私には,なにか上手く表現できない疑問が残っていました.前回までに学習した内容の”円周=直径×円周率”を児童に確認させて新しい問いを解く.何の問題も無いようです.

前回学習したことを黒板に書く.これはどのような意味を持つのでしょう.
児童の理解能力にもよるでしょう.
 優秀な児童にとっては獲得した知識の確認でしょう.
 一番まずいのは,今日のプリントの答えを書くために用いるだけの式になっている児童への対処です.
 将来,数学は暗記する科目と認識する可能性があります.
また,円周と直径ましてや円周率の定義も定着していない児童もこの段階では存在します.

茶筒の周囲と直径を測ったり,一輪車の直径と1周分の長さを測った時の学習を思い起こして,円周と直径の関係と円周率を確認する指導が必要ではないでしょうか.


黒板に関係式を板書する代わりに,茶図筒と,筒を一回りさせたひもなどを見せて作業時のことを思い出させ,児童自身に円周と直径,円周率との関係式を答えさせるなどの方法が考えられないかと思います.

                                                    植村
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「初等数学としての算数の基礎基本とその学び方・教え方」というものです。
ユニークな本で、算数をマスターする時間が大幅に短縮されると思っています。

足立幸信 | URL | 2012年10月05日(Fri)09:58 [EDIT]


 

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